Tasting
シャンパーニュの今を読む:パトリック・シュミットMWが語る12の観察
英国最大規模のシャンパーニュ専門ブラインド・テイスティング競技会「ザ・シャンパーニュ・マスターズ」の議長を務めるパトリック・シュミットMWが、現在のシャンパーニュのスタイルと品質に関する12の見解を発表しました。
何が起きたか
パトリック・シュミットMW(Patrick Schmitt MW)が、英国で毎年開催されるシャンパーニュ専門のブラインド・テイスティング競技会「ザ・シャンパーニュ・マスターズ(The Champagne Masters)」での審査経験をもとに、現在のシャンパーニュのスタイルと品質に関する12の観察を発表しました。この競技会は英国において最も包括的なシャンパーニュ専門の年次テイスティングと位置づけられており、シュミットMWは2011年よりその議長を務めています。
なぜ重要か
15年近くにわたり同競技会の議長として数多くのキュヴェを審査してきたシュミットMWの見解は、産地の動向を把握するうえで高い信頼性を持ちます。ブラインド・テイスティングという厳密な手法に基づく分析は、銘柄や価格帯への先入観を排除したものであり、消費者と業界関係者の双方にとって、シャンパーニュの現在地を客観的に理解するための貴重な指針となります。産地のスタイルが変化し続けるなかで、こうした体系的な観察は市場全体の議論を深める役割を果たします。
背景
ザ・シャンパーニュ・マスターズは2011年に始まり、以来毎年英国で開催されてきました。シャンパーニュのみを対象とした競技会としては英国最大規模とされており、その審査はブラインド形式で行われます。シュミットMWはマスター・オブ・ワイン(MW)の資格を持ち、創設以来一貫して議長を担ってきました。今回発表された12の観察は、こうした長年の審査実績を集約したものであり、シャンパーニュ地方(Champagne)のワインが現在どのような方向性にあるかを示す一次資料として注目されます。