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シャンパーニュ・マンドワ、初のラタフィアを含む新キュヴェ群を発表
ピエリー(Pierry)を拠点とするファミリーメゾン、シャンパーニュ・マンドワ(Champagne Mandois)が、単一畑および単一品種のキュヴェと、メゾン初となるラタフィアを2026年6月にリリースした。
何が起きたか
シャンパーニュ・マンドワ(Champagne Mandois)は2026年6月15日、単一畑(モノ・クリュ)および単一品種によるキュヴェの新ラインナップを発表した。同時に、メゾンとして初めてとなるラタフィア(ratafia)もリリースされた。マンドワはシャンパーニュ地方のピエリー(Pierry)に本拠を置くファミリーメゾンであり、現在は9代目が経営を担っている。
なぜ重要か
マンドワはその長い歴史を通じて、シャルドネ(Chardonnay)をメゾンのアイデンティティの中心に据えてきた。今回の単一畑・単一品種キュヴェの発表は、その姿勢をより明確なかたちで表現するものだ。テロワールと品種の個性を切り分けて伝えようとするこのアプローチは、シャンパーニュ全体で注目を集めている方向性とも重なる。
さらに、初のラタフィアのリリースはメゾンにとって節目となる出来事である。ラタフィアはシャンパーニュ地方の伝統的な酒精強化ワインであり、地域の食文化と深く結びついている。9世代にわたる歴史を持つメゾンが、この伝統的なカテゴリーに初めて踏み出したことは、ポートフォリオの広がりという観点からも注目に値する。
背景
ピエリーはコート・デ・ブラン(Côte des Blancs)の北端に位置し、シャルドネの栽培で知られる地域に近接している。マンドワはこの地で9世代にわたり家族経営を続けており、シャルドネとの関係はメゾンの根幹をなしてきた。単一畑や単一品種の表現を追求することは、その積み重ねの上に立つ自然な展開といえる。
今回のリリースは、長年培ってきたシャルドネへの深い理解と、ラタフィアという地域の伝統への敬意を同時に示すものであり、ファミリーメゾンとしての一貫した姿勢を改めて印象づけている。